[未校訂]七月廿一日 就地震 上意之上 少将様桜田御屋敷江御移
頃日江戸表之儀、気候悪敷風雨之上繁々之地震ニ而、ひゞ
や御門崩落、其外諸大名方ニ而長屋等破損、中ニも松平藤松
様・堀田加賀守様・薩摩様・陸奥様御屋敷之長屋等不残押
倒、怪我人等夥しく有之候ニ付、少将様被成御登城候処、
此節は御城近ニ被為在夜ニ上御屋敷ヘ被成御詰可然と、公
方様御諚之旨御老中松平伊豆守様・阿部対馬守様被仰渡候
間、其晩より桜田御屋敷へ被為移、当十一月中迄被成御詰候
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J0600875 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1649/07/29 |
| 和暦 | 慶安二年六月二十日 |
| 綱文 | 慶安二年六月二十日（一六四九・七・二九）〔江戸・日光・川越〕伊那→七月十二日 |
| 書名 | 〔家世実紀 九〕 |
| 本文 |
[未校訂]七月廿一日 就地震 上意之上 少将様桜田御屋敷江御移
頃日江戸表之儀、気候悪敷風雨之上繁々之地震ニ而、ひゞ や御門崩落、其外諸大名方ニ而長屋等破損、中ニも松平藤松 様・堀田加賀守様・薩摩様・陸奥様御屋敷之長屋等不残押 倒、怪我人等夥しく有之候ニ付、少将様被成御登城候処、 此節は御城近ニ被為在夜ニ上御屋敷ヘ被成御詰可然と、公 方様御諚之旨御老中松平伊豆守様・阿部対馬守様被仰渡候 間、其晩より桜田御屋敷へ被為移、当十一月中迄被成御詰候 |
| 出典 | 新収日本地震史料 第2巻 |
| ページ | 176 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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