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項目 内容
ID J0600858
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1649/99/99
和暦 慶安二年
綱文 慶安二年四月(一六四九)江戸
書名 〔加賀藩史料〕
本文
[未校訂](三壼記)
慶安二年三月中旬に、中納言利常公東海道より江戸御参勤
被為成、御登城御目見之方々の御勤、先例之通目出度相
済。卯月の初之頃より、江戸中度々地震ゆる事、一日に二
三度づゝの事も有、又一日に一度の事も有、御上屋敷に女
中方は是に驚き、地震のゆる度毎に万菊様を抱奉りて、地
しんの間へ去る事度々に及べり。いとけなき子を驚かす事
は、驚風の起る習なり。何の御心もましまさず御機嫌よか
りし御時、与風かゝへて走程に、頓而驚風ノ御心地出させ
給ひて、四月五日に終に御かくれなされけり。
(上層、四月五日は誤なり)
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 167
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 石川
市区町村 金沢【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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