[未校訂]慶安元年三月十日、御城石垣、地震長雨等ニ而破損之場
所、見分之上可致修補旨被仰出、
御城石垣孕候所相見候ニ付、当春北原采女致言上候得は、
地震長雨等ニ而大方危相成候ハヽ、急ニ築直候様可致候、
櫓下ハさのみ悪敷不成、先ニ見計可致修補候、尤被仰遣候
迄は無之候得共、御普請ニ付軽重遅速可有之事ニ候間、石
垣ニ不限急ニ仕と不仕所と可有之候、急成所は人別ニも申
付、雇人ニ而も普請ニ取懸り、延候而も不苦所は有隙時可
申付旨被仰出之、
（注、地震の日時考うるなし、一応こゝに掲げる）
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J0600810 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1648/05/02 |
| 和暦 | 慶安元年三月十日 |
| 綱文 | 慶安元年三月十日（一六四八・五・二）〔会津〕 |
| 書名 | 〔家世実紀 七〕 |
| 本文 |
[未校訂]慶安元年三月十日、御城石垣、地震長雨等ニ而破損之場
所、見分之上可致修補旨被仰出、 御城石垣孕候所相見候ニ付、当春北原采女致言上候得は、 地震長雨等ニ而大方危相成候ハヽ、急ニ築直候様可致候、 櫓下ハさのみ悪敷不成、先ニ見計可致修補候、尤被仰遣候 迄は無之候得共、御普請ニ付軽重遅速可有之事ニ候間、石 垣ニ不限急ニ仕と不仕所と可有之候、急成所は人別ニも申 付、雇人ニ而も普請ニ取懸り、延候而も不苦所は有隙時可 申付旨被仰出之、 （注、地震の日時考うるなし、一応こゝに掲げる） |
| 出典 | 新収日本地震史料 第2巻 |
| ページ | 162 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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