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項目 内容
ID J0600479
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1633/03/01
和暦 寛永十年一月二十一日
綱文 寛永十年正月二十一日(一六三三・三・一)〔相模・伊豆〕江戸・駿河⇨二月十四日まで余震つづく
書名 〔熱海市史 上〕
本文
[未校訂]寛文二年(一六六二)の熱海村の年貢割付状にみえる「永
荒」合計二町五反五畝二四歩という数字は、おそらく寛永
十年の津浪による被害と考えてよいであろう。
いっぽう網代村では上畑一畝二六歩、中畑九畝二二歩、下
畑一反七畝一三歩、屋敷二反五畝一四歩、合計五反四畝一
五歩が「地震山崩・波入永荒引」となり、そのうちの大部
分は近世を通じてなかなか起き返らず、明治三年にいたっ
ても、なおかつ一反九畝一七歩が永荒となっていること
は、このときの地震と津浪による被害が、ずいぶん大きか
ったことを物語るものであろう。
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 126
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 静岡
市区町村

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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