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西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

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項目 内容
ID J0600216
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1606/08/13
和暦 慶長十一年七月十日
綱文 慶長十一年七月十四日(一六〇六・八・一三)岩木山噴
書名 〔新岡累代日記〕○弘前
本文
[未校訂]津軽藩士、金小三郎信則日記
慶長十一年二月廿二日酉の下刻より、岩木山南方より大
なる光り物空へ移りて、堀越並在々の者共、是を見て暫く
有て、右の光り物北の方へさして飛ぶ。其光る事、日昼の
如し。斯如き天変地妖頻りなれば、如何なる事あらんと恐
れける所に、同年七月十四日、巳の刻より地震ゆり出し、
国中小石並土降り、地震次第に強く、昼夜に二十一度震動
し、西の方中鳴をなして動かす事、地にこたへ、国中の人
民胆を冷し、今ぞ天地傾覆翻倒するかと騒ぎける所に、其
明る朝は十五日なり。岩木山の方を見るに、南峯焼け崩
れ、是より以前岩木山の三峰、左右大小との劣りなかりし
が、爰に至りて南の肩崩れけり。此時面松斉既に七拾に近
きが、古文を開き考へけるに、頃日彗星妖火地震し、変害
頻りなり。
(注、他の文書未発見、日付疑はしきか)
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 94
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 青森
市区町村 弘前【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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