[未校訂]○正中二年十月廿二日子刻江北地方に大地震あり。愛発の
中山崩れ、日吉社・八王子の神体堕つ。又竹生島の奥院崩れ
て湖中に入りしといふ。続史愚抄巻十八・琵琶湖沙門素達当時の惨状を
叙して曰く、正中三年竹生島勧進帳
去年○正中二年十月乙夜三更。有大地之震動。致当所之滅亡。
堂舎塔廟、無一宇全、門闥廊序、見四面空。仏閣摧頽、
金容並露地之座。僧庵顚倒、白足逢風樹之悲。
亦以て其一斑を推想するに足らん。
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項目 | 内容 |
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ID | J0501451 |
西暦(綱文) (ユリウス暦) |
1325/11/27 |
西暦(綱文) (先発グレゴリオ暦) |
1325/12/05 |
和暦 | 正中二年十月二十一日 |
綱文 | 正中二年十月二十一日(一三二五・一二・五)〔近江・山城〕⇒十一月一日 |
書名 | 〔東浅井郡志三〕 |
本文 |
[未校訂]○正中二年十月廿二日子刻江北地方に大地震あり。愛発の
中山崩れ、日吉社・八王子の神体堕つ。又竹生島の奥院崩れ て湖中に入りしといふ。続史愚抄巻十八・琵琶湖沙門素達当時の惨状を 叙して曰く、正中三年竹生島勧進帳 去年○正中二年十月乙夜三更。有大地之震動。致当所之滅亡。 堂舎塔廟、無一宇全、門闥廊序、見四面空。仏閣摧頽、 金容並露地之座。僧庵顚倒、白足逢風樹之悲。 亦以て其一斑を推想するに足らん。 |
出典 | 新収日本地震史料 第1巻 |
ページ | 81 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 滋賀 |
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