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項目 内容
ID J0400699
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1856/08/23
和暦 安政三年七月二十三日
綱文 安政三年七月二十三日(西曆一八五六、八、二三、)十三時半頃、北海道東部・津輕・三陸沿 岸、強震、津浪ヲ伴ヒ、被害少ナカラズ。
書名 ☆〔柿崎日記〕
本文
[未校訂]七月二十日夜九ツ頃兩度地震に而町中大騷、二十三日晝九ツ
時二分位之節俄に地震強三度ゆり右之内中は別而強く、地上
に立居事不相成之體、近年無覺大地震に有之候。町貯鄕藏惣
潰、蜆貝御藏惣潰、上林酒屋庭廻り潰痛、町々處々藏之壁割
れ或は落候なれども怪我人はなし。夕七ツ頃に至り堤川の水
差引強く、海邊も同樣にて津浪にも可相成と唱候より町中騷
々敷、端々より在方山根通りえ男女老少夥敷逃去り、在方に
而も右噂傳聞、山根通之村に逃出し、不輕之騷立なり。夜中
小地震三四度も有之、即夜は町々表に小屋懸住居致候。弘前
黑石も騷立候由。潰申家無之。平内は青森よりは餘程騷方の
由承候。
出典 日本地震史料
ページ 669
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 青森
市区町村 青森【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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