[未校訂]十二月八日夜八ツ時過大地震にて人々騒立てたり、
当夜は薬師講にて所々の医家にては客来等あり大賑
ひの跡にて、酔の未だ醒めざる頃なれば、殊更周章
狼狽したる人々多く、柵の上なる馳走残の肴四駄な
どの落碎くる音は、百雷の落るかと疑はるゝ程にて、
近年珍らしき騒ぎなり。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0301625 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1848/01/13 |
和暦 | 弘化四年十二月八日 |
綱文 | 弘化四年十二月八日(西暦一八四八、一、一三、)津輕地大ニ震ヒ、猿賀、黒石特ニ震度大ニシテ潰家アリ、青森地方マタ震フ、 |
書名 | *〔柿﨑日記〕○青森 |
本文 |
[未校訂]十二月八日夜八ツ時過大地震にて人々騒立てたり、
当夜は薬師講にて所々の医家にては客来等あり大賑 ひの跡にて、酔の未だ醒めざる頃なれば、殊更周章 狼狽したる人々多く、柵の上なる馳走残の肴四駄な どの落碎くる音は、百雷の落るかと疑はるゝ程にて、 近年珍らしき騒ぎなり。 |
出典 | 増訂大日本地震史料 第3巻 |
ページ | 944 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 青森 |
市区町村 | 青森【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る
検索時間: 0.002秒