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項目 内容
ID J0301354
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1841/04/22
和暦 天保十二年三月二日
綱文 天保十二年三月二日(西暦一八四一、四、二二、)駿河国地強ク震ヒ、駿府城ノ石垣崩レ、久能山東照宮破損シ、三保ノ浦ノ砂地二千坪程陷沒ス、江戸及ビ信濃伊那ニ於テモコノ地震ヲ感ジタリ、
書名 *〔辛丑雑記〕○駿府、花野井有平著
本文
[未校訂]三月二日 ひる少しくたちける頃、地震いとつよく
ゆるざける、しかれどもけがせるものなし、御城外
郭の石垣は三十間許りも崩れたり、近頃の大地震な
りと七十余なる人語り侍りける、
四日 さておとつ日の地震の事、こよひ人の話しけ
るを聞くに、江尻清水あたりいと/\強きことなり
となむ、藏、家の壁などふるひ落し、地もさけて水
の湧きいでたるところもあり、又三條の浦の砂地ニ
千坪程沈みけると、又小船など罹りたるもあり、又
久能御山銅鳥居、石燈篭等も痛み侍りける由、未だ
詳しき事は聞かず、さて恐ろしき事になむ、
出典 増訂大日本地震史料 第3巻
ページ 441
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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