Logo地震史料集テキストデータベース

西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

前IDの記事 次IDの記事

項目 内容
ID J0300070
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1789/05/10
和暦 寛政元年四月十六日
綱文 寛政元年四月十六日(西暦一七八九、五、一〇、)土佐國室津、阿波國富岡、備前國邑久郡地強ク震ヒ、多少被害アリ、因幡國鳥取マタ地震強シ、安藝國廣島マタ震フ
書名 〔徳島縣富岡町志〕
本文
[未校訂]地震、地震は度々あったが本町内に事跡の存するも
のは寛政と安政との兩度であるから紹介する。
寛政地震、富岡第住町玉垣桂子方に存する文殊院快
運(玉垣家の前進)の書残した記録の中に
寛政九年四月六日の夜大地震夜の九ツ時より八ツ時
迄ゆり本堂かべなど甚々そんじ秋葉山拜殿かべもそ
んじ並に町工藏などそんじ申候西のゆるもさけ申候
山などもさけ申候處も有之權現山の南三伏じきの岩
飛ぬけ出西いけ田野神の前にて止る尤先年の大地震
より今年迄ハ十三年に成申候
(中略)
右の道に相違無御座候以上
寛政五年丑の二月 日
文殊院快運
とあるが文殊院快運は右の記録を書かれた翌年即ち
寛政六年寅八月晦日に示寂して居る、
出典 増訂大日本地震史料 第3巻
ページ 9
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 徳島
市区町村

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る

検索時間: 0.001秒