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項目 内容
ID J0201070
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1726/04/20
和暦 享保十一年三月十九日
綱文 享保十一年三月十九日(西暦一七二六、四、二〇、)越前國勝山領荒島嶽、豊原、平泉寺ノ諸山谷 十四日ノ夜ヨリ鳴動シ、十八日夜ニ及ビ彌〓強ク、終ニ是日巳刻ヲ以テ山谷崩潰シ、泥水狂湧シテ、田畑人家ヲ蕩盡セリ、
書名 〔有德院實記〕 享保通鑑
本文
[未校訂]享保十一年三月、この月小笠原能登守信成の領する越前の國勝山の地より、一里餘りへだゝりし荒島嶽、豊原、平泉寺、及び其あたりの山谷、十四日の夜より鳴動して、晝夜となくしばしやむ時もなかりしかば、近きほとりの村民等、いかなる事や出來ぬらんと、安き心もなかりしをもて、此よし訴出しにより、福井の城主松平千次郎が家士とはかり、ほとり近き里民をやゝしりそかせんとせしに、あくる十八日の夜に及び、鳴わたる事いよ/\甚しく、十九日の己の刻ばかり、山谷四方に崩れ潰入て、巌石を轉じ、泥水湧出し、渺浸として海の如し、されど底には猶鳴やまず、水は暖にて硫黄の氣あり、この災にかゝりて潰る田畑凡七千石、家居百五十軒、死する村民四百七十餘人とぞ聞えし、享保通鑑
出典 増訂大日本地震史料 第2巻
ページ 316
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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