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項目 内容
ID J00006021
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1586/01/18
和暦 天正十三年十一月二十九日
綱文 天正十三年十一月二十九日(西暦 1586,1,18)
書名 〔白川奇談〕
本文
一色の奥赤崩村の滅亡せしは、天正十五年の頃にや、白川帰雲の郷民白山へ狩ニいで、別山の御神体銀仏也と聞て、取らんとしけるに重くて手に及事なし、後妻に習て女の脚布を神体にまとひければ軽くなる、是を取て金山の吹屋へもて行、吹わけんとす、郡上西洞の内釜ケ洞の者と同心にて此赤崩ニ来り、山を越て、郡上みぞれ村に金山の有ける吹屋へ持行、帰雲村・釜か洞・赤崩の人、みぞれの人四か所同心して、七日七夜吹けるに、天地くらやみと成、震動雷電して山鳴谷きへ、帰り雲のうしろの大山抜落て、城も民家も突き埋め、大川をせぎ切、三里川上へたゝへて、内か島の一島此時断絶す、釜が洞もぬけ、赤崩もつき埋む、みぞれ一村もつき止んで、村にのこる者は、八十余の姥一人、茶がま一つ岩の上へ吹上られてたすかる、その茶釜今一色ニ有、帰り雲は内ケ島新右衛門といふ人郡上遠藤家へ使者ニ行て一人たすかると云、天正十五年の事也と云、
出典 [古代・中世] 地震・噴火史料データベース
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