Logo地震史料集テキストデータベース

西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

前IDの記事 次IDの記事

項目 内容
ID J00005928
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1586/01/18
和暦 天正十三年十一月二十九日
綱文 天正十三年十一月二十九日(西暦 1586,1,18)
書名 〔豊鑑〕○群書類従
本文
同霜月廿九日子の刻計にや、おびたゞしくないふりけり、その様いはん限りなし、いにしへもたび/\大ないふりけると記しをけれども、眼あたりかゝることなんめづらかなる、伊勢、尾張、美濃、近江、北陸道分てありけりとなん、浦里などは、さなから海へゆり入、犬鶏などの類まで跡なくなりし所々ありとなん、家などひしげし内にありながら、さすが死もやらざりしに、火もえつきて焼死、さけぶこゑ哀など、思ひやるさへたへがたくなん、此わざはひにあひて、国々里々、命を失ふ者、際限なかるべし、常のないなどのふる事、明る春二月まで、そのなごりたへざりけり、おそれの中に恐るべきは地震なりけりと書しも、げにとおぼへし、むかしの筆にゆずりて、くだ/\しければもらしつ、
出典 [古代・中世] 地震・噴火史料データベース
ページ
備考 [古代・中世] 地震・噴火史料データベースでは史料等級で分類しています。本データベースでは史料等級の低いものも表示しており、信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県
市区町村

検索時間: 0.001秒