地震史料集テキストデータベース

十二日、晴、（中略）
地妖占文、御慎不軽、早抽丹誠可祈謝旨、可令下知神宮給者、依
天気言上如件、伊長誠恐頓首謹言、
二月十二日　　右少弁伊長、奉、
進上中御門大納言殿
伊長御祈奉行也、妖ハ揺可燃歟常事也、又者ノ字腋ヘ寄テ書事不可燃、先年令不審之処、父黄門元長云、故入道、親長、卿、草案如然云々、元長五位職事貫首時不然、父親長卿立副諷諌、今更何如此哉、馳筆書置草案、不足信用者歟、只可任道理歟、地揺占文、御慎不軽、早抽丹誠可致祈謝旨、可令下知神宮給之由、被抑下候也、謹言、
二月十二日
頭弁殿　　尚顕朝臣、神宮奉行也、
○本号は史料大成本にはない。