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項目 内容
ID S00001675
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1703/12/31
和暦 元禄十六年十一月二十三日
綱文 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)
書名 〔大地震風雨洪水飢饉或病難等記録 中沼村方〕
本文
[未校訂]元禄十六癸未年十一月廿二日夜八ツ弐分時大地震、小田原御城天子焼崩并御家中広小路迄不残焼失、夫〓町方は馬利子町〓山角町迄青物町〓壱丁内其外所々焼失、尚又其外御家中町方不残震禿し申候、焼死或は打禿し死人其数不知往来の旅人は小田原泊リ候者不残焼死物ノアハレハ筆紙に難尽、焼残の人民迄立所ヲ失露霜雨に打れ四五日の内は地震も止コトナシ人心落付不申候、在々所々も不残禿シ夫〓出火又は田畑山林一面ニ震崩レ面々境も見へ不分同廿三日の大雨降小家も無之夜終雨に打しものアハレナリ、然ル内年の暮に相成新玉の年ニ相成候ハヽ世の中もなをり可申と松かざり支度致候、 翌申年年号改宝永元年と改世を□□玉し世の中も直り万民豊に今年□御代ハ御目出度シと百姓共家業致□苗代致休農ヲ始ハケミ仕附掛水井堰漸々仕立用水引候処、六月末に至大雨シキリニ降耕水山谷〓崩出シ、溜水田畑押流川辺在家押流シ二度のアハレナリ、誠ニ万民困窮いたし飢饉に相成可申と申居候、今年も地震不止同宝永二酉年も地震ハ不止、六月七月大水破損有り世の中未た不善候
出典 都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクト【史資料データベース】
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備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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