[未校訂]二月二日三遠豆相四ケ国大地震、相州小田原辺別て強く、居城大破損、並武家屋敷及民家等大損、潰れ家二千二百軒余、土蔵百四十八ケ所、怪我人七百人余、死亡十九人、斃馬三匹、但し出火無之、翌三日同く十三日都合三度地大に震。
此時箱根足柄山等の岩石大木数多倒抜、一時に二子山の嶺石抜●落道路を塞く。同六日迄旅人の往来を絶す。同時所謂七ケ所の温泉場も悉く破損す。
城主大久保加賀守居城大破に付、願に依て早々参府す。同四月廿七日居城大破損に付、格別之以思召金壱万両願之通拝借。
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | S00000988 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1853/03/11 |
和暦 | 嘉永六年二月二日 |
綱文 | 嘉永六年二月二日(西暦一八五三、三、一一) |
書名 | 〔嘉永明治年間録〕○吉野真保編 |
本文 |
[未校訂]二月二日三遠豆相四ケ国大地震、相州小田原辺別て強く、居城大破損、並武家屋敷及民家等大損、潰れ家二千二百軒余、土蔵百四十八ケ所、怪我人七百人余、死亡十九人、斃馬三匹、但し出火無之、翌三日同く十三日都合三度地大に震。
此時箱根足柄山等の岩石大木数多倒抜、一時に二子山の嶺石抜●落道路を塞く。同六日迄旅人の往来を絶す。同時所謂七ケ所の温泉場も悉く破損す。 城主大久保加賀守居城大破に付、願に依て早々参府す。同四月廿七日居城大破損に付、格別之以思召金壱万両願之通拝借。 |
出典 | 都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクト【史資料データベース】 |
ページ | |
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