地震史料集テキストデータベース

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項目	内容
ID	J3000623
西暦（綱文）（グレゴリオ暦）	1841/04/22
和暦	天保十二年三月二日
綱文	天保十二年三月二日（一八四一・四・二二）〔駿河〕
書名	〔幕末御触書集成第四巻〕石井良助・服藤弘司編一九九三・一二・二二　岩波書店発行
本文	[未校訂]五十八　地震并洪水之部三七三〇　天保十二丑年三月廿日　［42］越前守殿御渡寺社奉行江去ル二日、駿州久能地震ニ而、　御宮御内陣并　御宝塔者御別条無之候得共、御本殿向御羽目其外響（罅カ）入、所々御損有之候ニ付、　御中陰明ニ相成候ハヽ、御修復目論見見分之儀ニ者無之、御損之御場所一通り見分之者被差遺候而も不苦儀候哉、准后思召相伺申出候様、上野執当江可被達候、三月三七三一　天保十二丑年六月廿一日　［42］越前守殿御渡寺社奉行江久能　御宮御鳥居地震之節折損候由ニ付、　御宮御修復取掛り候迄、仮御鳥居御出来無之候而茂苦ケ間敷哉、日光准后思召相伺早々申出候様、上野執当江可被達候、三七三二　天保十二丑年六月廿六日　［42］越前守殿御渡寺社奉行江駿州久能山　御宮　御本地堂其外、地震ニ而御損之ケ所々御修覆目論（見欠カ）為見分、御勘定方、御作事方被差遣候ニ付、其段徳音院江可被申渡候、尤、右之趣、上野執当江も為心得可被達候、六月三七三三　天保十三寅年二月十五日　［42］越前守殿御渡寺社奉行江駿州久能山　御宮諸堂社、一之御門并八ケ院其外、地震損之箇所々御修復被　仰付候、　御宝塔之儀者、御内外廻り并内之方御石柵とも、御取繕者無之筈候、且御別当所之儀者、此度見分為致候処、左迄之地震損ニも無之、勿論無拠箇所も有之趣ニ付、此度限為御手当銀百五拾枚被下候間、右を以　御神殿向其外願箇所々勘弁致し、自分ニ而取繕候様徳音院江可被申渡候、被下銀請取方之儀者、御勘定奉行可被談候、尤、御仮殿其外御仮物之儀者、可成丈坪数相減、本品位下ケ致し、八ケ院之儀も、是又同様相心得、都而御不益之儀無之様可取計旨、御作事奉行江相達候間、其段御別当江可被申渡候、委細之儀者、御修復掛り可被談候、
出典	日本の歴史地震史料拾遺四ノ上
ページ	433
備考	本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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