地震史料集テキストデータベース
[未校訂]借用申金子之事
一金弐分也
右は此度無據入用ニ付借用申処実正ニ御座候返済之義は来
ル卯年極月迠ニ元利共無相遠返済可申候為後（ママ）仍而如件
嘉永七年
寅十一月十七日
檜皮屋
清左衛門印
請人弥吉印
金蔵殿
奉拝借御金證文之事
一金五両壱分也 但元金也
右者地震大津浪ニ付濱舟并諸道具共ニ流失難渋仕候間無據
御拝借金御煩奉申上候処御取上之故（ママ）御拝借被 仰付有難奉
御拝借候處実正御座候且御返上納之儀は御沙汰次第急度御
返納可仕候万一連中之内相滞之者有之候ハゝ連中引請弁金
御上納仕村役人江少茂御苦労相掛申間敷候為後日之連印證
文差上候處仍而如件
安政元年 敷地村
寅 拝借人
三左衛門印
（注、拜借人十七名の名前省略）
当村
御役人中様
右拝借人
金蔵
同人
三郎兵衛
（表紙）
「 安政三年 敷地村
諸拝借取立覚帳
辰十二月 日 立會役人」
子ノ元り
一永弐百六拾四文 治郎蔵
地震拝借覚
一永五拾文 三月上納
〆永三百拾四文
子ノ元り
一永百六拾五文 与八
丑
一永五拾文
〆永弐百拾五文
子元り
一永弐百六拾四文 仁左衛門
丑
一永五拾文
〆永三百拾四文
子元り
一永百六拾文五文 七郎兵衛
（注、以下三十八名分の同様の記事省略）