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項目 内容
ID J1600274
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/07/09
和暦 嘉永七年六月十五日
綱文 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕
書名 〔泉大津市年代記〕S27・12・25 西角徳太郎著・泉大津市立図書館
本文
[未校訂]二五一四
1854
孝明 嘉永七年(安政元年)六月十四日、伊賀・
伊勢・大和・河内・和泉・山城・摂津・近江・丹
波・丹後・越前・紀伊・尾張等の広範囲にわたり大地震があ
つた。当地方ではこの前日十三日の昼九ツ時(十二時)にも
小震があり、十四日は朝八ツ時(午前二時)から揺り初め、
翌日夕刻に至つて愈々激しく十六日まで昼夜断続的に揺れ続
いた。十四日は凡そ十回、夜八ツ時大震、十五日は朝五ツ時
(午前八時)大震、同日十四回。余震は八月中旬まで十七回
に及び、当地に於てはこれが為め人心は極度に怯え、不安と
危惧に襲はれて安眠することが出来ず、小屋掛を造つて屋外
で寝起する者や、大津川辺の竹藪中に避難する者さえあつ
た。かくて八月の終りに至つて全く鎮静したので人心漸く安
堵して蘇生の思ひをしてゐたところ(後略)
(注、十一月四日五日の地震記事につき省略)
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻3
ページ 276
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 大阪
市区町村 泉大津【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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