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項目 内容
ID J1500347
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1855/11/11
和暦 安政二年十月二日
綱文 安政二年十月二日(一八五五・一一・一一)〔江戸及び近郊〕
書名 〔大野町史 五〕○大野S23・2・30 大野町史編纂会
本文
[未校訂]安政二年十月二日夜五ツ時分(午後八時)頃、大野では大し
たことはなかったが、大地震というので飛び出したが、昨年
一月四日の地震よりは軽かった。けれども関東地方、殊に江
戸は未曾有の大地震で、殆んど家屋は潰倒し、死者十万を出
した。所謂安政の大地震とはこの事である。「宮沢文書」に、
「十月二日夜五ツ時分格別大地震には之なく候へども、烟
草二三服飲む間程ゆり申候、物損じ等之あり候事は之な
く候。江戸表は大地震には町家八分倒潰し、又は出火い
たし候由、御大名家敷も過半損じ候趣。併し当御家敷
(大野藩上中下)は三ケ所とも小損之あり候へども先づ
御無難の儀に候。」
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻2-2
ページ 1842
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 福井
市区町村 大野【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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