[未校訂]翌、安政にも大地震あり。又、歌つて曰く、
『安政に、なつても地震治まらず、これならいつそ、嘉
永でもよし。』
安政二年十月五日、午后六時頃より、地大に震ふ。伊里
村の如き、老若男女相助けて或は山に、或は藪に、危難
を避けたり。灘田の如き、海辺にありては、高さ丈余の
海嘯襲来するあり、其の危険言はん方なかりき。
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項目 | 内容 |
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ID | J1201917 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1855/11/14 |
和暦 | 安政二年十月五日 |
綱文 | 安政二年十月五日(一八五五・一一・一四)岡山・広島・山口 |
書名 | 〔和気郡誌〕○岡山県 |
本文 |
[未校訂]翌、安政にも大地震あり。又、歌つて曰く、
『安政に、なつても地震治まらず、これならいつそ、嘉 永でもよし。』 安政二年十月五日、午后六時頃より、地大に震ふ。伊里 村の如き、老若男女相助けて或は山に、或は藪に、危難 を避けたり。灘田の如き、海辺にありては、高さ丈余の 海嘯襲来するあり、其の危険言はん方なかりき。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 |
ページ | 165 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 岡山 |
市区町村 | 和気【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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