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項目 内容
ID J1002984
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1833/11/07
和暦 天保四年九月二十六日
綱文 天保四年九月二十六日(一八三三・一一・七)〔能登・信濃〕池田・奈良⇨二十七日
書名 〔後車の戒〕▽
本文
[未校訂](頭書)
九月廿六日 午刻大地震二、申刻小二戌刻中二、寅刻小二
九月廿六日越前大地震能登の海辺三里計津浪押来り、人
家数百軒人死は其数をしらす、和島といへる処
尤甚しと云。此辺惣て漁をなす、此日魚の網に
かゝれる事山のことく、是を引上る事もなりか
たき程の事也しに程なく津波にて大変に及ひし
といへり。
九月の地震信濃路は殊にきひしく振ひしかは、大勢の見
物道路家に居余り山上に登り、或は岩上に立樹
上に登りしか、大に驚きて騒動す。山崩れ岩飛
ひ樹木倒れ、是為におし潰され偶死を逃れて逃
んとするも大勢に踏倒されて死傷の人其数をし
らすと云。
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 609
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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