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項目 内容
ID J1000677
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1798/07/29
和暦 寛政十年六月十六日
綱文 寛政十年六月十六日(一七九八・七・二九)フルゥ
書名 〔蝦夷日記〕「日本庶民生活史料集成 四」
本文
[未校訂]十六日 出立。フルウ泊。当所へ七半時過着す。然るに
何方となく、とろ〳〵と鳴音す。夜に入ては殊に甚し
く、上下一人も寝いるものなし。夜の明るを待かね翌
朝運上屋支配人え尋るに、雨三日已前よりかやうに山
鳴いたすよし。三十年ほど以前にも、七、八日かやう
に鳴わたりしが、日に増し強くなり、山津浪にて当所
大崩れになり、夷人多く死失せしよし語るに、一同気
味あしく、出立をいそぐに、順風なしとて逗留す。陸
路はなし、上下共不安心云ばかりなし。
十七日 昼の内は鳴音も薄かりしに、夜に入れば又々強
くなりたり。
十八日はやゝ薄らぎ、十九日はいよ〳〵薄らぎ、 一同安
心いたし、廿日やうやく順風を得て早朝出立。船路な
り。昼休弁当野陣。七時分泊へ着。
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 90
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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