[未校訂]○名草郡吉備、国名方浜宮の条
慶長の初頃まてに再興あり其後宝永四年高浪の時此山岡
の里神の社地に移して三社並ひ祀れりといふ按するに奥谷の口に在しゝ時末社に
里神と八王子の二社あり宝永四年此地に移せし時此地は地主神に里神在すを以て彼地の里神は廃して八王子はかりを移せしと見ゆ里神の名同きを以て地
主神の里神を以て彼より移せる神となす事なかれ然らは里神は此地の地主神にて藺引森
より此地に遷し奉りしもいと古き事と思はるゝなり。
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項目 | 内容 |
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ID | J0900407 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔紀伊国続風土記并附録十六〕▽ |
本文 |
[未校訂]○名草郡吉備、国名方浜宮の条
慶長の初頃まてに再興あり其後宝永四年高浪の時此山岡 の里神の社地に移して三社並ひ祀れりといふ按するに奥谷の口に在しゝ時末社に 里神と八王子の二社あり宝永四年此地に移せし時此地は地主神に里神在すを以て彼地の里神は廃して八王子はかりを移せしと見ゆ里神の名同きを以て地 主神の里神を以て彼より移せる神となす事なかれ然らは里神は此地の地主神にて藺引森 より此地に遷し奉りしもいと古き事と思はるゝなり。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
ページ | 345 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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