地震史料集テキストデータベース西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J0900285 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1707/10/28 |
| 和暦 | 宝永四年十月四日 |
| 綱文 | 宝永四年十月四日（一七〇七・一〇・二八）〔東海以西至九州〕 |
| 書名 | 〔延宝九ヨリ宝永八迄日記〕○名古屋 |
| 本文 |
[未校訂]一十月四日昼八ツ時分大地震仕暫時之間振、名古屋御城中
所々大分破損二之丸・御堀端之道筋之地所々破レ候、諸 士屋敷之練塀之分ハ十間二十間或ハ五間七間程ツゝ皆々 頽レ候、町屋ハ別儀無之熱田浜端之燈明ゆり崩し、浦々 ハ所々地割レ淤泥水わき出家々も破損仕同日暮夕ニ津波 打寄候へ共陸ヘハ上リ不申候、仍之熱田・築出・旅籠屋 町浦々不残騒動いたし病人・老人抔手を引小児を抱かゝ へ家財を持運ひ皆々家を明ケ立退大神宮之御社内ニ集居 申事一日一夜、此間海中之塩指引混乱して夥敷高浪ニ 候、尾張中在々所々夥敷地震ニ而民家悉破損田畠も損候、 殊ニ海辺之新田ハ家々内之地田畑共ニ地割淤泥水夥敷湧 出田畠も一面ニ成候前代未聞之事ニ候、同時ニ諸国も悉 大地震之由其已後も少宛折々地震年を越て不止候毎度振 ひ候前大ニ鳴候 |
| 出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
| ページ | 271 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
| 都道府県 | 愛知 |
| 市区町村 | 名古屋【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像（東京大学地震研究所図書室所蔵）
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