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項目 内容
ID J0900276
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1707/10/28
和暦 宝永四年十月四日
綱文 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕
書名 〔名古屋叢書〕
本文
[未校訂](那古野府城志)
一宝永四亥年尾州大地震。朝四ツ半時、晴天風なくどっと
したる空合也、其時世上ねり壁大方こぼれ、弱き家の高
塀損ぜり。矢田川勝川の水増、堀川潮増し、名古屋の
内、地ひびき入割所々より泥吹出し、田所に居合せし百
姓は深田に埋れり。又御城の壁も所によりこぼれ、其外
所々壁共こぼれ、諸方煙立しを、火事沙汰と云風聞也。
夫より四五日の内、昼夜戸障子の鳴れるやうにたえず地
震あり。女は外へ出戸敷上に畳を敷、昼夜居れる輩もあ
り。其時大木震へる音、屋宇の響さわがしく、町々童又
は女共、念仏を唱ふる音世上に聞えしと也
出典 新収日本地震史料 第3巻 別巻
ページ 269
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 愛知
市区町村 名古屋【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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