[未校訂]宝永四年十月四日(一七〇七)大地震アリ 破損頗ブル多
シ。
同年十一月二十三日夜大地震アリ 富士山噴火ス(史料)
此際鳴動久シク止マズ巳ノ刻富士山上焼炎高ク揚リ焦土
降ルコト数十里ニ至ル翌日稍々止ム又二十五日ヨリ六日
ニ亘リテ岩石焼砕飛散シ土砂焦ゲ散リ灰降ルコト雨ノ如
シ原及吉原ノ地ハ高サ五六尺ニ積ルニ至レリ其噴出セシ
所大噴火口ヲナシ其ノ傍ニ一小山贅生ス之ヲ名ヅケテ宝
永山ト称セリ(駿国雑誌)
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0900177 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔袖師村誌〕○静岡県▽ |
本文 |
[未校訂]宝永四年十月四日(一七〇七)大地震アリ 破損頗ブル多
シ。 同年十一月二十三日夜大地震アリ 富士山噴火ス(史料) 此際鳴動久シク止マズ巳ノ刻富士山上焼炎高ク揚リ焦土 降ルコト数十里ニ至ル翌日稍々止ム又二十五日ヨリ六日 ニ亘リテ岩石焼砕飛散シ土砂焦ゲ散リ灰降ルコト雨ノ如 シ原及吉原ノ地ハ高サ五六尺ニ積ルニ至レリ其噴出セシ 所大噴火口ヲナシ其ノ傍ニ一小山贅生ス之ヲ名ヅケテ宝 永山ト称セリ(駿国雑誌) |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
ページ | 169 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 静岡 |
市区町村 | 袖師【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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