[未校訂]享保十年七月十八日地震当七日も地震せしと云々
一本丸冠木門、東の方塀倒れ、同所東の方多門武者走の石
垣六間崩れ、同所広間以下の居所大破。
一天守一重目、西の方壁二間余倒る。二重目西の方腰板五
間落つ。
一二之丸升形の塀十五間倒る。
一三之丸川通、南の方石垣五間[孕|はらみ]、長屋皆倒る。同所西の
方石垣十七間大破。城内外諸士屋敷大破二十人(八)軒内伴家十三軒
如此見えし。されど、人の死はなかりしとぞ。其他、
信州所々地震強く、家倒れ傾きし事多しとかや。
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項目 | 内容 |
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ID | J0802013 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1725/08/25 |
和暦 | 享保十年七月十八日 |
綱文 | 享保十年七月十八日(一七二五・八・二五)〔諏訪〕奈良・江戸・八王子 |
書名 | 〔塩尻拾遺〕 |
本文 |
[未校訂]享保十年七月十八日地震当七日も地震せしと云々
一本丸冠木門、東の方塀倒れ、同所東の方多門武者走の石 垣六間崩れ、同所広間以下の居所大破。 一天守一重目、西の方壁二間余倒る。二重目西の方腰板五 間落つ。 一二之丸升形の塀十五間倒る。 一三之丸川通、南の方石垣五間[孕|はらみ]、長屋皆倒る。同所西の 方石垣十七間大破。城内外諸士屋敷大破二十人(八)軒内伴家十三軒 如此見えし。されど、人の死はなかりしとぞ。其他、 信州所々地震強く、家倒れ傾きし事多しとかや。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 227 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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