[未校訂]十劫山浄円寺 和田村
伊豆志曰昔は草庵にて岡村ニあり、寛永中観誉上人和田村
ニ移し寺となし智恩院ニ隷す。元禄癸未の[浪立|ツナミ]ニあい又今
の地ニ立つ。
出山釈迦坐像
今はかの坐像は江府某の寺ニありという。ここに昔語り有
この釈迦仏元禄十六年の浪立浄円寺逆寺の為に流失し仏像
こと〴〵く流亡せる中、ここの出山の釈迦の立像は岡村厳
誓寺本堂の床の下に留り残れり、依之つなみ済同寺より貰
とりてここに安置すとむかしよりの寺伝也。
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0700193 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1703/12/31 |
和暦 | 元禄十六年十一月二十三日 |
綱文 | 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)〔関東〕 |
書名 | 〔伊東誌 上〕▽ |
本文 |
[未校訂]十劫山浄円寺 和田村
伊豆志曰昔は草庵にて岡村ニあり、寛永中観誉上人和田村 ニ移し寺となし智恩院ニ隷す。元禄癸未の[浪立|ツナミ]ニあい又今 の地ニ立つ。 出山釈迦坐像 今はかの坐像は江府某の寺ニありという。ここに昔語り有 この釈迦仏元禄十六年の浪立浄円寺逆寺の為に流失し仏像 こと〴〵く流亡せる中、ここの出山の釈迦の立像は岡村厳 誓寺本堂の床の下に留り残れり、依之つなみ済同寺より貰 とりてここに安置すとむかしよりの寺伝也。 |
出典 | 新収日本地震史料 第2巻 別巻 |
ページ | 283 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 静岡 |
市区町村 |
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