[未校訂]二月廿二日今朝厳敷地震いたし候付
家光公 家綱公 亀松様家光公御三男徳松様御機嫌為御窺 御城
女中衆迄御文被進
引用書 書御案紙
一筆申まいらせ候けさはことのほかなるちしんにて御さ候
大なこん様いよ〳〵御きけんよく御さなされ候やをそれな
からうけ給たくそんしたてまつり候御返事に仰きけられ下
さるへく候 めてたくかくし
二月廿二日
あふみさま
御ちの人さま
一筆申まいらせ候けさハことの外のちしんにて御さ候両上
さま御きけんよく御さなさせられ候やをそれなからうけ給
たくそんしたてまつり候御返事に仰きけられ下さるへくめ
てたくかしく
二月廿二日
おひこさま
おこわさま
しゆりんさま
なを〳〵かめ松さまとく松さまちしんにも御おとろきな
されす御ききけん(マヽ)よく御さなされ候やうけ給たくそんした
てまつり候