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項目 内容
ID J0600541
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1636/12/03
和暦 寛永十三年十一月六日
綱文 寛永十三年十一月六日(一六三六・一二・三)〔越後〕
書名 〔中魚沼郡誌〕○新潟県
本文
[未校訂]寛永八年、辛未三月、甘露降り、八月灰降る。
同十三年、丙子十一月六日の夜、地震ひ、外九村地内、田
沢入の鍋倉と称する土地、押し出し、田沢と称する三戸の
部落を剝落し去て、田沢川を堰ぎ留め、水を湛えること約
二旬、其の山麓なる原部落八戸のもの、田沢川の水、流れ
ざること久しきを訝かり、雪踏み分て、水源に溯れば、湛
水潢洋として、今や将に漲溢せんとす、驚駭して馳せ帰
り、絶叫狂奔して家財を運ぶ、而して未だ半ならざるに、
溢流山皮を剝落し来りて、挙村泥中に埋没せらる、今尚ほ
八九尺の土中より、器皿を掘り出すことあり、是れ即ち当
時の遺品とす、小学校前の方三間の巨石は、当時山腹より
落下し来りしものといふ。
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 132
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 新潟
市区町村

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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