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西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

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項目 内容
ID J0500319
西暦(綱文)
(ユリウス暦)
0857/03/31
西暦(綱文)
(先発グレゴリオ暦)
0857/04/04
和暦 天安元年三月三日
綱文 天安元年三月三日(八五七・四・四)〔出羽比内〕
書名 〔北秋田郡小史〕
本文
[未校訂]釈迦内松峯の御山に松峯神社あり弘仁八年弘法大師の開基
で。菅相丞の書いた勅額も御製の歌もあつたと言ふ。浅利
氏も大館城代も崇敬し地方の霊地である。社家に古鈴を宝
物として伝へ来り鹿島神宮、吾嬬神社の駅鈴と同様式のも
のである。寛政享和の際人見寧も菅江真澄も此神社に参拝
し見聞してゐる。時の別当伝寿院の話とし明応の頃(二一
五三)本社の谷間が崩れ発見し八代間家宝として持ち来れ
るが享和元年に藩主の召し給へば献上したといひ、人見氏
は寛平年中に(一五四九)菅江翁は天安年中(一五一七)の
地震に埋れたものと書いてゐる。余は嘗て秋田古考会誌に
述べたが実物は今見えぬので駅鈴か法鈴か決定しかねる。
出典 新収日本地震史料 第1巻
ページ 16
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 秋田
市区町村 北秋田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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