[未校訂]安政三年七月廿三日正午過ギヨリノ地震ニテ、浪打際ヨリ
凡ソ十町餘汐ヲ引キタルモ、日暮ニテ追々汐立チ、敢テ平
常ト異ナラズ。然レドモ一時ハ沖合鰮引網船等ハ、陸ニ打
上ゲラレタルモ、同樣ノ姿ニ有之由、尤モ其際ハ村民擧ツ
テ家財等取片付ケ、山へ引揚タル次第ニテ、餘程動搖セ
リ。別ニ被害ナシ、又夫ヨリ著シキハ、自然浪打際ヨリ海
中淺クナリタル由。
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J0400692 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1856/08/23 |
| 和暦 | 安政三年七月二十三日 |
| 綱文 | 安政三年七月二十三日（西曆一八五六、八、二三、）十三時半頃、北海道東部・津輕・三陸沿 岸、強震、津浪ヲ伴ヒ、被害少ナカラズ。 |
| 書名 | 〔龜田郡椴法華村戸長役場報告〕 |
| 本文 |
[未校訂]安政三年七月廿三日正午過ギヨリノ地震ニテ、浪打際ヨリ
凡ソ十町餘汐ヲ引キタルモ、日暮ニテ追々汐立チ、敢テ平 常ト異ナラズ。然レドモ一時ハ沖合鰮引網船等ハ、陸ニ打 上ゲラレタルモ、同樣ノ姿ニ有之由、尤モ其際ハ村民擧ツ テ家財等取片付ケ、山へ引揚タル次第ニテ、餘程動搖セ リ。別ニ被害ナシ、又夫ヨリ著シキハ、自然浪打際ヨリ海 中淺クナリタル由。 |
| 出典 | 日本地震史料 |
| ページ | 668 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
| 都道府県 | 北海道 |
| 市区町村 | 椴法華【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像（東京大学地震研究所図書室所蔵）
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