西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
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ID | J0201608 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1752/99/99 |
和暦 | 乾隆十七年六月 |
綱文 | 寳暦二年(西暦一七五二、)春加賀河北郡地ケ原ノ地地辷ヲ越シ、七八十日継續ス |
書名 | 〔加越能三州竒談〕 |
本文 |
[未校訂]此山○加賀金沢卯辰山つ丶きに東に去は、池の原といふ山有、尚加州河北郡也、此池ケ原の地宝暦二年の春の比より地面音なふして上下する事不止、或かしこ高く或爰は陋ヒクなり、爰落入はかしこ盛上るかことし、後には毎日/\にして地のうね/\する事只波瀾の般中に座するかことし、何の業といふ事を知されは人民皆只今にも泥海にやなりなん、傳へ聞森山の傍貴船の城は越中なから地界遠からす土中へ落入て上下士民皆死せしと聞、爰も左有にやと家を明寺を廢して近郷の知音/\引退し、其後は多く見物に行人有しか、甚しく地上下する時に至りては人正しく詠ること不能、逃走ては是を尾る、如此事凡七八十日にして地靜りて何の〓もなし、去共地の高低は火に替り、家半分は高有、半赤は谷のことき所に有、二つの軒一つは嶺に有一つは川に人る等有、誠に怪むべし、是等地中に物有て如此なるにや、
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出典 | 増訂大日本地震史料 第2巻 |
ページ | 392 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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