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項目 内容
ID J0200794
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1716/11/09
和暦 享保元年九月二十六日
綱文 享保元年九月二十六日(西暦一七一六、一一、九、)霧島山ノ西嶽震動、周圍三里半ニ亘リ處々ヨリ噴火、其ノ範圍内ノ山林・社寺悉く焼失ス、其ノ他人家・牛馬・農作物ノ被害甚大ナリ
書名 〔霧島東神被社記〕
本文
[未校訂]それより時々噴火ありしのみなるが、九月廿六日に至り、俄然大噴火あり、同未の刻より益々激しくなり、焔火は天に冲し、黒煙濠々として恐しき極なり、此の時南の風にて煙は東北に倒れかゝりしが、其の日戌時に又々燃え出し、今度は火粉を降らして、火焔は靡き重り、東御在所に縣り、噴火する毎に焼礫飛來して、人家馬屋皆火懸りて續々焼けたり、比り時、祓ハレ川の人家續々焼出し、神徳院○狹野神社錫杖院○霧島東神社皆々焼失したりき、此の時の焼失家屋總數百四軒牛馬焼死四百五匹に上る。
出典 増訂大日本地震史料 第2巻
ページ 278
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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