[未校訂]晩に九時と十時との間に強き地震あり、其衝撃は一より二十まで數へ得る位の持、續なりき、余の部屋にて硝子一枚○衞藤本には「數枚」とあり破壞したる程の強度なりき、それが過ぎたりしと思ふか思はぬに又同様のが來り靜かな空氣に中夜後に左程強くもなかりがその後三回○衞藤本には「三回目の地震」とあり又後に二回の地震あり、最後のは殆んど人の感ぜぬ程なりき、
(武者註)衛藤本トハ衛藤利夫譯「長崎より江戸まで」ヲ云フ、
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項目 | 内容 |
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ID | J0101360 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1691/11/10 |
和暦 | 元禄四年九月二十一日 |
綱文 | 元祿四年九月廿一日(西暦一六九一、一一、一〇、)長崎地震強シ、 |
書名 | 〔ケンプェル江戸參府紀行〕 |
本文 |
[未校訂]晩に九時と十時との間に強き地震あり、其衝撃は一より二十まで數へ得る位の持、續なりき、余の部屋にて硝子一枚○衞藤本には「數枚」とあり破壞したる程の強度なりき、それが過ぎたりしと思ふか思はぬに又同様のが來り靜かな空氣に中夜後に左程強くもなかりがその後三回○衞藤本には「三回目の地震」とあり又後に二回の地震あり、最後のは殆んど人の感ぜぬ程なりき、
(武者註)衛藤本トハ衛藤利夫譯「長崎より江戸まで」ヲ云フ、 |
出典 | 増訂大日本地震史料 第1巻 |
ページ | 938 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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