地震史料集テキストデータベース

中右記（「史料」巻一、一五五頁上一〇行目の次に入れる）
廿八日権大納言家忠卿参仗座定申臨時百座仁王会僧名日時、来月十五日云々地震御祈也、令蔵人弁書日時、
廿九日江中納言被参仗座有軒廊御卜、中略、外宮心御柱之事也、
次又一日地震御卜同被行便江中納言奉行
十二月五日辛酉有臨時廿二社奉幣上卿中宮大夫、中略、是地震御祈、云々、
、「史料」巻一、一五五頁下一行目の次に入る、裏書、
九日依天変地震可有改元仰両文章博士可撰申年号字由蔵人弁時範宜下左大臣、下略、
十五日今日於大極殿有臨時百座仁王会是地震御祈也上卿権大納言家忠卿、下略、
今日又於東大寺有千僧御読経、中略、是又地震御祈、中略、
従今日於七大寺以十口僧限七ケ日被転読最勝王経、行事右少史、俊忠是地震、、御祈、也、於延暦寺従今日五ケ日間毎日以六十口僧侶転読大般若経、地震御祈也、
今日又於園城寺被修百座仁王講、地震御祈也、
十七日、改元、以蔵人弁時範被下年号勘文、注略、
永長被撰上也、是江中納言被勘申、後漢書文云々、則勅許、内々被申、大殿歟、
是依天延例可行者彼時有天変地震也