地震史料集テキストデータベース

同年九月十五日、大地震。未の中刻、午後、二時、より申の上刻、午後、三時、まで震動止まず。申の上刻又々大震動あり。この日東の強風吹き募り、夕方まで止まず。権現の社地、古町通、四番町、地面罅隙を生じ、青黒色の砂及水を吹出す。西堀通・東堀通所々同断。かくして二十一日に至る一週日間震動止まず。二十二日少休。二十三日より晦日まで時々微震あり。、松浦久、蔵手記、 ○右の記事は、『新潟市史』の地の文であり、「松浦久蔵手記」の原文の記事ではない。